終戦記念日
今日は、紛れもなく終戦記念日。
71年を迎えるそうで。
色あせてゆく記憶の中で、
また惨劇を繰り返さないように祈る。
とは言っても、
リアルタイムに戦争を体感した世代じゃないから、
どんな風に祈って、どんな風に後世へ伝えていけばいいのかわからない。
さっき、"色あせていく"って言ったけど
この表現って、例えば昔にとった写真(デジタルじゃないやつ)とかが、
単純に劣化して、色があせていくことからきた表現だと思うんだけど、
デジタルの場合だと、確実に色あせることはなくてさ。
ということはさ、
色あせているのは時代の方であって、
写真ではない。
その時代のファッション、その時代の価値観、その時代の色合いが
もたらす必然的なことなんだろうね。
まとまりがない文章だけど、伝わって欲しい。
時間が経つことで、その時代に対する
ハッキリとした色使いが、
前時代の色合いを、色あせたものにする。
つまり、僕らがどんなに色を大切にしようと、
どんなに前時代の祈りを噛み締めようと、
色はあせたように感じる。
想いも、価値観も風化していく。
同じ川の流れが、二度と来ないように、
同じ時代も二度と来ない。
その一瞬の風に、
祈りをのせよう。
-おわり-